先月、あるきっかけからNHKさんの取材が入りました。

先日、NHK本局よりデレクターとカメラマンが都城島津邸まで来られ、撮影の運びとなりました。急きょ東京からみえられて、本当に有り難いことです。

私門人たちも多く駈けつけたかったのですが、仕事等で外せず、どうもすみませんでした。

当日はあいにくの雨で屋外を断念しまして、邸内の剣道場(屋内)で撮影となりました。

できれば、薩摩藩の野戦向きである激しい野太刀自顕流の相対技も披露したかったのですが。。。

私たちは、兵法会の取り組みの一環として、薩摩藩で江戸時代より行われていた郷中教育の再興にも力を入れています。日本伝統文化の継承のひとつです。

薩摩藩は、薩摩風土の養成、薩摩武士の養成ために、青少年期にこの教育をすごく重要視していました。

当時、薩摩は一つの国でしたので、国を強くし、世のため、人のために活躍する人材を養成していたのです。

今の日本に通じますね。。。

郷中教育については、ホームページ内でご覧いただければご理解いただけるかと思います。

今回の撮影では、この郷中教育の一部を少しだけお見せしました。

「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、仕末に困るものなり、この仕末に困るものでなければ、艱難を共にして国家の大業は成し得られぬなり」

この名言で有名な西郷隆盛公。

明治維新で最大の功労者だった西郷どんも、実は郷中教育でしっかり育ってこられた方なんです。

。

私たちも、人のため世のため少しでも貢献できる人間になりたいですね。

1時間弱の撮影でした。

撮影終了後に雨が上がり、ちょっとだけ外で稽古できました。

稽古風景は、NHKさんもご覧になっていたようです。どう映ったのでしょうか。

肝心の番組は、2/21(火)　ひるブラ　という番組てす。

午後0時20分～ 午後0時45分から「伝統技！都城大弓～宮崎・都城市～」のなかで少しだけ。

都城市は、古くから武道が盛んなので、そのひとつとして野太刀自顕流が紹介されます。

機会があれば、ぜひご覧ください。