今年は梅雨期の大増水で稽古場の河原が流され稽古場の確保が最優先だった。心配していた野太刀自顕流剣術の稽古場がようやく定まり、梅雨期以来の本格始動!!
久しぶりの稽古で筋力低下も心配していたが、久しぶりの稽古でも10㎏打棒で30数回振れたのでひと安心。この剣術は上腕筋だけでなく、体全体の筋肉を使うのでしょうね。特に、下半身(インナーマッスル)の強化がものを言う。
野太刀は、体力維持や筋トレに一番適した剣術だと実感する。
小砂利の道場は、奉納演武する場所を想定できる。今後は砂入れの許可も頂けたことでひと安心
野太刀自顕流の基本となる立木打ち(続け打ち)。
修行者は分かると思うが、立木3年と云われている。立木打ちを3年間徹底的に鍛え下半身が据わったところで、ようやく次の技に移れる。それは本当に難行苦行。ストイックに突き詰めれば不思議と面白みが出てくるもの。
天に突き上げた右蜻蛉のカタチ。これが古くから伝わる野太刀特有の構え。
問題は打ち下ろし時。右肩出して右肩を上げて左肩を下げる。そして右半身の姿勢にならなければならない。また、打棒と左腕が一直線にする。
このことにより、腕が打棒(刀)となり狙撃力が増す。
難しいが故に、なぜ右半身にならなければならないか?その理由をちゃんと理解すると上達も早いかもしれない。
9月からの奉納演武に力がみなぎってきた。あとは、怪我の無いように自己管理にも注意していこう。