昨日は、宮崎県都城市都城島津邸で郷中教育体験講座がありました。
小学1年生から高校生まで多くの子供達が参加して頂きました。
野太刀自顕流は、礼節と気合い(猿叫)が最も大切だと説明した後、続け打ちの稽古を行います。
続いては、掛かり。雨後で非常に滑りやすい状況下ながら、なんとか指導できました。
野太刀自顕流や鹿児島の県民性は、基本的に実践・行動重視です。議を言うな。という言葉ぐらい不言実行を重んじるお国柄です。先ずは指導者が模範としてやって見せることが重要です。
しばらくすると雨脚が強くなり剣道場へ移動。いざという時は、屋内道場があるので非常に助かりますね。
最後は抜きの技。子供用の自顕流仕様の木刀が出来上がり子供達に持たせます。それはそれは喜ぶこと♪
薩摩藩士の抜刀術は最強であり、抜即斬を云われる位に、他藩や新撰組は恐れていたと言われています。
アニメ・映画で放映されていた「るろうに剣心」で抜き技が使われていたよ!!と教えてあげると目を輝かせていました。子供は木刀が好きなんですね。
郷中教育が午前中に終えると、製作中のハップリ(陣笠)のテストをするために、薩摩川内市の戦国村へ。
支配人から受け取った3作目のハップリ。微調整したことにより、さらに飛距離が伸びて姿形ともに凄く良い出来栄えになりました。
いざ打ち廻りの要領で打ってみると、理想としていた斜め上方へ飛んでいきます。
強風で悪条件でのテストでしたが、それも必要です。あえて逆風で打ってみます。風に乗ってブーメランや円盤の如く飛び出しました。最大10㍍も飛びました。
耐久性にも優れ、もうこれで決定ですね。あとは量産段階に突入します。
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