本日は都城へ出稽古の予定でしたが、急遽用事が入り、夕方より人吉道場で稽古を行いました。
一週間前に草払いしたはずなのに、もう既に雑草が顔を出しています・・・。除草剤使うのも考えましたが、素足で稽古するために健康被害を考えるとどうも実行できません。道場の管理維持が難しいですね。
抜き、続け打ち、掛かり、打ち回りを行いました。最近は、仕事や家庭の雑務に追われどうも稽古時間を削られてしまっています。如何にコツコツと継続して稽古できるかが課題でもあります。
武士道と禅は切っても切れない関係であります。武士階級に坐禅が積極的に取り入れられた理由として、呼吸であったと思います。
ヘソ下の丹田から長く吐く坐禅の呼吸法は、剣術に共通しており、自顕流にも私生活にも活かすことができるかと思います。
科学的にも医学的にも証明されていますが、吸うよりも吐くことに意識を集中すると、心拍数が下がり、集中力が増し、力も入ります。一方の息を吸う時は、心拍数が上がり力が入らないものです。
色々な呼吸法があるようですが、剣術と坐禅を実践して、精神力と技の向上に繋がると信じています。
未熟者の私は、それに少しでも近づけるように精進実践あるのみです。