人吉便り

ご無沙汰しております。津曲と申します。

今月上旬に行った鹿児島合同稽古は、別府師範を中心に他県からの門人も集まり、

大変有意義な稽古となりました。一人稽古が基本とは言え、個人的には合同稽古の方が

やっぱり楽しく熱も入りますね。

 

こちら人吉の朝晩は、お盆も過ぎたこともあり、ヒンヤリとクールダウン。日中を除けば秋の気配を感じさせてくれています。

 

 早起きした今朝は、基礎体力を維持するためにウォーキング。向かった先は、朝日昇る朝霧の球磨川を渡った人吉城本丸。小高い丘に建つ平山城であり、藩主・相良氏は、鎌倉時代より明治廃藩置県まで続いた歴史を持つ大名。

江戸時代以降は、薩摩藩とも友好的であり、西南の役では、人吉隊として薩軍に味方しました。

 

人吉は、出身地ではないものの自然に囲まれ、歴史もあり、生活の利便も程よく、以前より、最も住みたかったの町でした。

  

ウォーキング1時間+軽めの筋トレそして、泉質抜群の人吉温泉へ直行。

 

不規則な仕事にも関わらず、自顕流をやっているお陰なのか夏バテもなく、まずまずの体調です!

 

自顕流の技と武士の心を日々の生活で活かさなくてはなりません。理屈ではなく実践あるのみ!

 

”いにしえの道を聞いても唱えても、我が行いにせずば甲斐なし”

                                    薩摩いろは歌より

 

朝霧の球磨川。左の山が人吉城
朝霧の球磨川。左の山が人吉城

 

 

本丸へ通じる大手門跡
本丸へ通じる大手門跡
人吉城本丸より市内を望む。西南の役では、この地にて人吉城の薩軍と正面の村山台地に構える官軍とで戦を交えました。
人吉城本丸より市内を望む。西南の役では、この地にて人吉城の薩軍と正面の村山台地に構える官軍とで戦を交えました。