掛かりの稽古をやりながら思ったこと。それは掛かり用の木刀がない事。
自顕流公式用だと、いずれ破損する恐れがあるので、ユス木で細身の掛かり用木刀を用意するのが理想。
2/25 それを探しに山へ入る。林道は荒れ四駆でないと入れない。ここ球磨地方のユスは、標高500㍍前後にしか自生しておらず、なかなかの希少な存在。
車を止めて、山林へ分け入り稜線へと登る。ユス特有の赤い幹が目に付くが、いざ細身で真っ直ぐで理想のユスがみつからない。。。
森を歩き始めて3時間近く経過。辺りも薄暗くなり、諦めかけた時、ようやく見つけました! 樹木の生命を断つことから、伐採の前に、手を合わせ慎重な扱いが必要だと感じた。
こうやって、苦労してお気に入りの木刀を手にした事で、愛着もわくだろうし、自顕流を細く長くでも続けたい。
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エレファントパンサー (水曜日, 27 2月 2013 23:59)
いい感じのユス打ち棒ですね。
東京稽古会で使っているユス打ち棒は2㎏ほどあるので、掛かりには向きません。
通常の木刀を使ったりしておりますが、やはり破損が怖いです。
関東以北ではユスが生えていませんので、誠に羨ましい限りです!